Hello,Market ハロー、マーケット!!

セブの花事情について話すときのスタンスとしては、自然環境とともに人がつくり出す環境について知る必要があります。

自然環境については、地形の性質や気候といった、ベースとなる部分を知る必要があります。

それに対して、人がつくり出す環境については、マーケットの規模と種類、それに流通といったフロー

な部分を知る必要があります。

そこで今回はマーケットの種類と規模についてフィールドワークとして調べていることを報告します。

ところで、日本にいるとき、わたしの花の先生であるドクタ・カミムラとよくカフェめぐりをすることがありました。そのとき、先生は入るなり、「そろばんをはじく」と言ったらよいのでしょうか、お店のマーケット規模について推論し始めるのです。客の入り具合と店のスペース、テーブルや椅子の数、そして立地条件といった具合にパラレルに分

していきます。

こうした姿を見て思うことは、自分の物差しをもって、なおかつ一般に言えることと較べながら考え、判断するということが大切だということです。

そこで私も同じように、自分の眼でまずはその対象をできる限り観察するということを心掛けています。そして、なるほど、一般に言われていることと同じだったとか、今は通用しないことのようだがこれはいったいど

うしてだろうかなぁといったようにさらに行動しながら考えを深めていきます。

そこで現在セブでのランマーケットの状況について分かっていることをご紹介します。

 

・マーケットの種類について

切り花と株の取引があります。切り花には、長さや色、数量によって値段が異なります。とくに、束売り(1ダース単位)となります。フラワーアレンジメントされて、さらに高値で売られることもあります。

株には、種類の違い、鉢や花の有無、成長状態、色、数量によって値段が異なります。とくに、色は濃いものが高値となります。濃色バイオレットが人気のようです。

売り方は小売り、直売ともに一般的な販売形態となっています。

・マーケットの規模について

ランは他の植物よりも3倍から5倍、種類によっては10倍の価格で売られます。立地場所と流通経路に関わってくるのですが、小売りにまでいくと、仕入れ値の2から3倍で売られます。定期的に開かれるモールなどでの展示・販売となりますと、バギオやマニラ、ミンダナオから空輸されるランも扱います。

したがって、需要サイドの規模が限られていきます。このことはマーケットを小さくします。しかし、単純に生産者が少ないからと結論づけるのではなく、必然的に少ない状況になってしまうと言ってよいでしょう。

供給サイドの規模からみても、設備投資をしてビジネスとしてスタートすることが困難であるという状況をつくるのですから、こちらも限られていきます。

需給の両サイドから見ても、ランへの関心をもつ自由度に制限があるということが分かります。

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