Hello, textbooks! ハロー、テキストブックス!

フィリピンの初等教育の現場で使用されている教科書では、ランについてどのように記述されているのでしょう。

ここに1998年に出版されたRBS Civics and Culture Series の”My Country and My People 2”という、美しい国を目指すために書かれた教科書があります。

内容から見て、小学校の児童を対象に書かれたものと思います。この国の骨格にある自然・文化・習慣・歴史・人物といった記述から見て国民・市民としての啓蒙書でもあります。

 

 

この本のUnit2にWe Are Proud of Our Countryと題する中のLesson 5 Our Country Is Rich and Beautiful Resourcesの中で、ランについて次のように記述されています。

 

We have rare kinds of orchids. The most beautiful among our orchids is waling-waling. 

私たちの国には希少な種類のランがあります。その最も美しいものとしては「ワリンワリン」という名前のランです。

 

花に関する記述については、国華についての記述はもちろんですが、ランについての人々の認識を知るうえで参考となる資料と言えます

この教科書を読み進めていくと、記念日に花を手向ける習慣や今は亡き英雄のために植物を育て手向けるという行為が、よき国民・市民の姿であるといった、「花を愛でる姿がよき国民・市民に繋がる」といった筆者の意図が汲み取れるところもあります。

この教科書が出版されてから20年目となる現在、20代・30代の人たちとランの話をすると、よく同じような回答が返ってきます。

もちろん、「希少」には2通りの意味として認識されています。1つは生育環境が限られているという意味での「希少」、もう1つは高価なもので所有が限られているという意味での「希少」です。

多くの人達にセブでのランの普及活動について知ってもらい、今の状況に関心をもっていただくことが大切なのです。

 

なお、waling-walingは現地の言葉でバンダ属のランの花を意味しており、現地の言葉にはアンダーラインが引いてありました。

 

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